Friday, May 12, 2023


青の梢で
心地よい霊魂が泡立っている

膨らんだ羽毛から
屈折した震えが溢れ出す時

瞳から
くすんだ迷いは拭い去られる

祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない
彼らは言葉数が多ければ、聞き入れられると思っている

遠くへ光を放て
剥かれた言葉の殻の彼方へ

蛍の指先は霧の濁りを削ぎ
茉莉花の掌はくぐもった明日を拭う

花の形に
すべてが整っていく

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